Barの店名は”Panta rhei(パンタ レイ)” 哲学の概念で、「万物は流転する」という意味。
オーナーが店名に込めた想いを、なんとか内外装にも表現しようと設計がスタートしました。
都会の喧噪を離れ書斎のような落ち着きのある雰囲気。お店の存在が分かりやすいように、昼と夜では外観の雰囲気を変える。外から店内の様子が少しだけ伺えるようにする。など、非日常性とお店の入りやすさという相反する条件に対して、ベストな解をオーナーと探っていきました。
クラッシックな書棚をイメージしたバックバー、光によって表情を変える壁、月日と共に変化する外壁の木板と鉄錆など、上質な時間を感じられるBarとなりました。
【計画概要】
設計内容:内装設計(Bar)
延床面積:28㎡
場所:東京都調布市